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京都のレストア旧車、中古車パーツ販売のチューニングカーショップ『斎藤商会』

   

京都市内にて旧車を中心にレストアやチューニングをメインにしているファクトリーです。
国産、外車を問わず幅広い車種のメンテナンスや修理が出来ます。絶販パーツの製作や再生、改造(改良)などが得意中の得意!

ランクルのフロア修理 

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ランクルのフロアの腐り修理。フレームとボディの隙間に塩カルが入って腐り、フロアを押し上げて貫通しています。
フレーム側は分厚い鉄板なのですが、フロア側は薄いので、こちらが先に崩壊します。実際の修理は室内側の方がアクセスしやすいのでこちら側から修理していきます。3重の構造になっているので、1枚目を大きく切り裂き、2枚目の腐っていないところまでめくって行きます。さすがに一番厚い所は腐食までは言っていないので、残ります。
肝心なのは腐って崩壊した部分は完全に取り除く事です。これが残っていると再び腐食が進んできます。
内部は防腐処理を施し、水抜きの穴をあけておきます。
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鉄板を同じ大きさに成型して継ぎ当て純正と同じようにシーリング処理をすれば元通り。フロアマットで隠れる部分なので、色合わせは少しおおちゃくにしましたが、すっかり元通りになりました。フレーム側はしっかりとシーリングを施し、防腐処理をしておきます。
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腐りの修理  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

S81V ハイゼットのキャブレター正常化 

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80年代のキャブレター車は排ガス規制をクリアする為にアナログなりの対策がしてあります。電動ソレノイドバルブとバキュームによる原始的な制御です。
ところがこれらが経年変化によって壊れると部品を探したり修理したりが大変です。
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腐食によって無くなったり折れたりしているパーツなどメーカーからは出てくることは有りません。
加速ポンプのワンウェイバルブやダイヤフラムなどすべて製作で補わないとなりません。
この作業がとてつもなく時間がかかります。本来非分解の部品をこじ開けて中身の部品をどうにか機能するように直すのですが、時間はかかるし神経はすり切れるしで、すぐに行き詰まります。何とかしなければ直りませんし、誰も助けてはくれません。
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ちゃんと直った時は感動ものですが、うまくいくパターンばかりでは有りません。場合によっては部品の為に車を1台買ったりすることも有ります。これらを外注でやってくれていたキャブレター屋のおやじがもう引退して早数年、今更ながらに職人の偉大さを思い知るこの頃です。
日常のお仕事  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

MGミジェット買いました。 

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悲しいサガです。ひどい目に合うのは分かりきっているのに、また買ってしまいました。
30年放置車両のMGミジェット、ほぼ最終型です。
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外装はまだ救えるレベルですが、機関はさっぱりわかりません。クランクが回る事だけは確認しましたが、すべてが不明です。
最終位のビックバンパー車は余り人気が無いので、再販するにしてもあまりコストは掛けられません。
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伝統のエンジンが乗っかっています。この車の素晴らしい所はパーツが殆ど入手出来る所です。しかも安い!
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何も悲惨な所ばかりでは有りません。この固体はウェーバーのキャブレターとタコ足がセットで装着されています。今買おうと思ったら30万円では買えませんからねー。
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まずはお約束のガソリンタンクから...期待は裏切りません。
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穴までは開いていないので、修理出来るレベルです。タンクだけでは無く、デリバリーのパイプからホースからすべてが錆びの巣窟になっています。でも、もう慣れました。
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水回りでは一番最初に見る所。ウォーターポンプのはずなのですが、インペラは無くなっています。ここを見れば水回りは予想が付きます。勿論ラジエーターやヒーラーコアも使えませんよね。エンジンの特に鋳鉄で出来たヘッドに大きなダメージが無ければいいのですが..でもそんな期待も簡単に裏切ってくれますからねー
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ホイールシリンダーの状態。
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腐っていますが、原型はとどめています。この辺のパーツはすべて新品が手に入るので、入手できるものは買ってしまいます。マスターシリンダー、キャリパー、ブレーキホースなど、国産の古い車ならことごとく頭の痛くなる部位ですが、さすがイギリスの名車、部品には困りません。全部本国には在庫が有りました。
 ほかの仕事が忙しいので、中々かまってやれませんが、夜な夜なひそかに進めて行きます。こういった仕事?は時間外労働です。日中は週6でお客様のお仕事をします。日曜日もなかなか進まないお客様の仕事をします。寝ている間も仕事をしていると嫁は言っています...
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フェローマックス レストア おまけ 

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何もすべての作業がスムーズにいっているわけでは無いので、おまけの写真。これはオーバーホール用のエンジンに付いていたピストンを掃除して見た所。スカートに焼き付きの跡が有ります。これでは再使用は出来ません。シリンダーの傷はホーニングによってある程度まで再生させることが出来ますが、ピストンは柔らかい材質なので再生は難しいです。しかし、新品を見つけることは困難な作業です。
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これは中古のエンジンから取り出した比較的程度のましなピストンを治して表面加工したものです。簡易的なセラミックコート処理を施しています。ピストンリングも寄せ集めですが比較的程度の良い物を探して再使用します。本来なら新しい物を付ければいいだけの事ですが、部品が無いというだけで途方もない時間と労力を使ってしまいます。こういった所が絶版車のつらい所です。
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フェローマックス レストア 続編8 

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エンジンルームが塗装で来たので、オーバーホールしたエンジンを搭載します。このエンジンはSSグレードの物なので、スタンダードグレードの物とは少し違います。全てssグレードの物のパーツを組み込むのですが、全部そろっているわけでは有りません。マウントやエアクリーナーなど製作物が必要です。
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ここでさらに手直し。中々すんなりは行ってくれません。この作業が終わって、エンジンが動くようになって、足回りを組み立てればいよいよ外観の塗装作業に入ります。
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