FC2ブログ
01« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.»03

京都のレストア旧車、中古車パーツ販売のチューニングカーショップ『斎藤商会』

   

京都市内にて旧車を中心にレストアやチューニングをメインにしているファクトリーです。
国産、外車を問わず幅広い車種のメンテナンスや修理が出来ます。絶販パーツの製作や再生、改造(改良)などが得意中の得意!

S30Z ミッションブロー 

DSCN5317.jpg
点検その他で入庫のS30Zなのですが、店の前でギヤがローから抜けなくなりました。時々こんな事が起きるのですが、大抵はシフターが変な所で噛みついて、二つのギヤが同時に入ったりすることから起きる現象です。所が今回はどうにもこうにも戻ってくれません。お客さんは大慌てですよねー..どうにもならないので、ミッションを下ろして分解してみると..
DSCN5319.jpg
バックギヤがボロボロに掛けています。恐らく、バックギヤがちゃんと向けていないのにローに入ったんでしょうね。こんな事が起こるのも旧車ならではです。シフターが摩耗して遊びが大きくなってきているのでしょう。
DSCN5318_20190204203035fc4.jpg
このままではどうにもならないので、シフトフォークとバックギヤを変えたい所ですが、このミッションが何を使っているのかが分かりません。恐らくケンメリの後期か130Z当たりなのでしょうが、詳細が分からない事には部品の選択が出来ません。当てずっぽに品番を探していたら、相当な種類が有る事が分かりました。そしてバックギヤはほとんどが生産廃止です。困りました。
DSCN5320.jpg
倉庫の中から71系のミッションを探してきましたが、バックギヤはサイズが違ってこのままでは使えません。程度は良さそうだったので、このミッションの中身をほとんど移植する事にしました。
DSCN5324.jpg
ケースも違うので、30用に交換です。71系のミッションの中古も程度の良いのは大分減りました。ネットではかなりの高額で取引されています。思惑どおりには行かない時代です..
スポンサーサイト
本日の残念  /  tb: 0  /  cm: 1  /  △top

タルボ サンビーム ロータス続き エアコン編 

タルボ サンビーム ロータスの続き。どうしてもエアコンを付けてほしいと言われ、チャレンジする事になりました。
DSCN4922_20190131205254932.jpg
そもそも、エアコンを付けられるようになっていないので、コンプレッサーのマウントをするにしても、エンジンに取り付けボルト穴を開ける事から始まりそうです。ユニットの取り付けスペースの確保や、コンプレッサー駆動用のツインプーリーの制作など、課題はやまずみです。
DSCN5174.jpg
まず、これを作ることから始まります。コンプレッサーを駆動させるためにはベルトをかけられるプーリーが必要です。一から製作する必要が有るのですが、図面を引くにあたって、ベルトの規格、溝の深さ、ベルトピッチ、オフセット量など、力のかかるパーツなので、精密な計算が必要になります。コンピューター制御のNC機で無いと製作は出来ませんので、プログラムから、削り出し、硬質アルマイト仕上げまで2か月を費やしました。これでやっと進めます。
1_201901312106087c0.jpg
続いてマウントステーなどの製作です。コンプレッサーを理想の位置に持ってくるためには、3次元の寸法出しが必要となりますが、計測には仮のステーが必要になります。一旦コンプレッサーを仮のステーで固定してから調整代を使って位置決めし、取り付け位置からの採寸をします。ブレーキキャリパーを大容量に変更する時などにも使う手法です。
3_2019013121061057c.jpg
コンプレッサーの位置が決まっても、ベルトを調整するための機構を付けなければなりません。1mm単位のクリアランスが求められます。
2_20190131210610e8a.jpg
ラジエーターとのクリアランスが無いので、コアサポートからのオフセット加工を施します。
4_201901312106123a0.jpg
これで何とかコンプレッサーの取り付けが出来ました。ラジエーターとのクリアランスは7mm程です。フルブレーキをかけたときにエンジンが動いて干渉しなければいいのだけれど....
5_201901312106134fc.jpg
次はグリルの中にコンデンサーと電動ファンを納める作業です。カットできる所はぎりぎりまで広げてみましたが、クリアランスは1mm程しかありません。ファンの容量もかなり役不足ですが、これ以上はどうする事も出来ません。
ここは課題になるでしょうねー..
7_201901312106166d4.jpg
後は配管と配線などです。
8_201901312106188d1.jpg
室内機は比較的簡単に納める事が出来ましたが、これでも相当なレイアウト変更をしています。
今回は最大級の難易度ですね。何とか格好にはなりましたが、はたして機能的にはどうかと不安が残る仕事でした...
エアコン関係  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

ディーゼルは久々 

久しぶりにダンプカーのディーゼルエンジンのヘッドをめくる仕事。
オーバーヒートで、ガスケットが抜けたみたいなので、とりあえず外してみました。
DSCN5311.jpg
構造は簡単なのですが、何せ重たい。二人がかりでやっとこ持てるぐらいの重量物です。
DSCN5312.jpg
シリンダー間のガスケットがオイルにまみれています。
恐らくここから吹きぬけていたのでしょうね..
DSCN5313.jpg
気のせいかライナーが上に持ち上がっているような..
試しに銅ハンマーで叩いてみると、少し動いたような気がします。ひょっとすると、オーバーヒートした時に歪んだのかも知れませんが、修正しようとするとエンジンを下ろして、全てをばらしてブロックだけにしないといけないので、費用的にNGです。こういった修理は、連鎖的に作業が増える事が多いので見積もり通りに行く事が有りません。お客さん的にはたまった物ではないでしょうが、うまくいく事は稀です。
DSCN5314.jpg
熱に強く密閉性の高いシール材を使ってガスケットを補強してから組み上げます。DSCN5316.jpg
このころのディーゼルエンジンは圧縮が高くガスケットにかかる負担も大きいのでうまく行ければいいのですが、またまた不安の残る仕事です。
日常のお仕事  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

エボ10 ブレーキ リフレッシュ 

1_201901182059509fd.jpg
エボ10のブレーキをリフレッシュする仕事。
3_20190118205952d0a.jpg
風雪にさらされて、痛みが激しいので..
4_20190118205953d36.jpg
最近の僕のお気に入りのゼクセルのローターとパッドに交換です。
5_201901182059555de.jpg
見違えります
6.jpg
こうでなくっちゃ
7.jpg
この車はブレーキ容量が重要です。ハイパワーな分、ブレーキに掛かる負担は一般車とは比べ物になりません。
消耗も激しいので、定期的なメンテナンスが必要です。
ただし、純正パーツはとても高価なので、一般的には社外パーツの頼る事が多いです。
9.jpg
これでまた、ガンガン走って貰えますよーww
日常のお仕事  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

ロータックス582エンジンオーバーホール 

DSCN5047.jpg
これで4機目かな..ロータックス582ULのオーバーホールです。簡単な構造のエンジンですが、車やバイクと違って、トラブルは許されません。即事故に繋がってしまいます。それゆえとても神経を使います。
DSCN5083.jpg
イラん事は一切しません。マニュアル通りに忠実にやって行きます。少しでも気になる部分は徹底的に計測、点検して、新品の部品を使います。汎用物は怖くて使えないので、全て純正部品を使いますが、ピストンが1個4万円とかの強烈な値段です。
DSCN5126.jpg
何度も見直し、不具合の無い事を確かめながら慎重に組み上げます。疲れます...
店主の趣味  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top