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京都のレストア旧車、中古車パーツ販売のチューニングカーショップ『斎藤商会』

   

京都市内にて旧車を中心にレストアやチューニングをメインにしているファクトリーです。
国産、外車を問わず幅広い車種のメンテナンスや修理が出来ます。絶販パーツの製作や再生、改造(改良)などが得意中の得意!

ハコスカ腐り修理 

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毎度おなじみの修理です。結局どの車も同じ所が腐って来ます。この個体は比較的程度良好だったのですが、腰下の痛みが目立つようになってきたので、思い切って始める事にしました。
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所々浮き錆が出てきています。もうこれの下は腐りが広がっているはずです。
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左右のフロントフェンダーの内側はこの通り。この部分は二重構造なので、表と裏の鉄板を張り替える事になります。
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表面に出ている部分はこんな感じですが、この裏側はかなり腐っているはずです。表面の塗装をはがしてどこまで広がっているかの予想を立てます。
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中はこんな具合です。埃や泥が蓄積している所に水分が付着して、いつまでも乾かない状態を作っています。このような状態だと、腐りはどんどん進行して行きます。
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最低限切り取らなければいけない所を切り落とし、中の状態を確認します。
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ドアパネルは裏側の鉄板も腐り落ちていますね...
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内側の腐った部分を修理して、防腐処理をしたら表側の鉄板を直して行きます。
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溶接作業が終わったら、表面を板金して下処理をします。
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板金パテで表面を馴らしたら、板金作業はこれで終わりです。今回のこの直し方は、かなりコストを抑えたやり方です。この方法でもこの部分からの再発は相当先になるでしょうね。勿論これ以上に完璧を求めた方法もあります。フルレストアとかになると、内側の処理も工程が増えて複雑になって来ます。この方法はある程度の機材が有れば比較的簡単に行えますので、自分でやってみたい人などには良いでしょうね。
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腐り修理 

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雪道で腐ってしまったワークスのフロア修理です。
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塩カリ恐るべし...
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鉄板の薄い所は朽ち方が早いです。
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薄くなった接合部に力が掛かるとクラックが発生します。
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この車は過去に修理がなされていましたが、今回は完全に朽ちています。
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サスペンションの受けが腐ってもげる寸前でした。
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反対側も一緒です。
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鉄板が砂の様になっています。
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こういった修理をする為にはまず塗装を完全に落とさなければなりません。DSCN1218_20160828123509684.jpg
腐った所を大まかに切り取って中身の状態を確認します。
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大きく開けた開口部から中の防腐処理を行っておきます。
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2重になった部分も先に成形して強度が落ちないように処理します。
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内部の処理が終わったら、外側の成形と補強を行います。
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悲しいぐらいに腐りが進行しています。
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大格闘の上、元通りになりました。
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下回りなので仕上げは外観の様に完璧に仕上げなくてもいいですが、上を向いての作業は想像以上に厄介です。
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ハコスカ パネル修理 

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ハコスカのドアパネルの板金を依頼されました。普通なら、表から引っ張ってあっという間に板金終了となる所ですが、この辺の車は過去の修理跡が悪さをしていて、せっかく直してもすぐに塗装が浮いてくるという事になりかねません。ホントはしてはいけないのですが塗装を剥離して中の様子を見る事にします。
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ドアパネルの裾の部分はいい加減な板金がしてあるのは裏から見て分かっていましたが、塗装を剥がしてみるとこの通り。
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薄いステン板をスポットで止めてその上からパテでおおって有ります。このやり方がだめだとは言いませんが、何年ももつ物では有りません。
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本当は交換です。もしくは下半分ぐらい張り替えるのが理想です。後は予算次第です。
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この溜まっているのが腐りを呼ぶものです。隙間にぎっしり詰まっていて、水分が抜ける事が有りません。このままでは塗装しても2週間ぐらいで、あのぶつぶつが出て来ます。
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この車はドアよりもロッカーパネルの痛みの方が激しいです。ドアだけを直してもだめなので、リヤフェンダーやロッカーパネルも一緒に直します。
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ドアパネルを直してから、ロッカーパネルとのチリを合わすために大掛かりな手術をします。
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ロッカーパネルも本来なら交換かすべて張り替えるべきです。ロッカーパネルは中に後2枚の鉄板が有って、合計3枚のパネルで構成されているのですが、3枚とも朽ち果てています。予算の都合上一番後ろのパネルだけはそのまま残してセンターと外側だけ部分的に修理して行きます。
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理想は完全にやり直す事ですが、諸事情でそういう訳にも行きません。
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酷く腐っている所を重点的に切り継ぎして、それほどひどくない所は裏から防腐処理をして延命します。
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ボディの板金作業は思いもほかお金がかかります。こういった作業をボディ全体に行うレストアなどは想像を超える時間とお金がかかります。しかし手を抜いた分だけ仕上がりや耐久性に問題を生じます。これらをどのように行うかを決めていくのにアドバイスをするのは僕たちの仕事ですが、最終的にやり方を決断するのはあくまでもユーザーです。しっかりと説明を聞いてもらって、細かく打ち合わせを行ったうえで作業は進んで行きます。出来るだけ状態の良い車を残して行きたい気持ちは誰にでも有ると思うのですが、現実はなかなか厳しいものです。
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ローコストで 

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旧車に腐りは付き物ですが、目線に有る物は目立つので、早めに何とかしようと言う心理が働きますが、この様に下回りに近い所はあまり目立たないので、ほっときがちになりますよねー。しかし、水分は低い所に集まりますので、油断は大敵です。いつまでも放っておくと、反対側まで逝ってしまうので、踏ん切りが必要です。しっかりと直そうと思うと、それこそ何万円もかかりますし、お財布には優しくないです。そこで、何とか安く治す方法は無いかと考えるのですが、下周りに近い目立たない所だと言う事で、補修で直す事にしました。広範囲を塗装するのでは無く、部分的に修理するので、コストは抑えられますが、周りとの色が合わなかったりと、良い事ばかりでは有りません。腐った部位も根絶やしにするのでは無いので、また近い将来、再発の恐れも有ります。
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腐った部分を大まかに切り取ってみます。
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ここに溜まっている物が腐りの正体です。
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中を処理して鉄板を突き合わせ...
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サンディングして、ならしたら...
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パテを入れて修正。綺麗にサンディングして表面を整え、サフを入れて...
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下回りなので、表面をチッピングで加工して、塗装すれば出来上がりです。ぱっと見は殆ど分かりません。これが、ローコストな直し方ですが、これは完璧な治し方とは言えません。しかし、やらないよりはやった方が絶対良いと思います。修理にもバランスが有って、お金をかければ良いという訳ではないと思います。
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雪国の車はこんな事に... 

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4輪駆動でターボ、マニュアルとくれば雪国か、ダートを走る人しか買いませんわな。特に雪の多い地域で正しく使われた車は、20年もたてば塩カリにやられて大体腐っています。この車もその一台。
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リヤのサスペンションメンバー付近がかなり深刻な状態です。
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サスペンションの取り付け付近は、力がかかるため、2重構造になっていて、その2枚の鉄板の隙間に錆びが発生して来ます。
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室内からはアクセス出来ない所なので、外側から外科手術となります。
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まず、邪魔なサスペンションとガソリンタンクを外して、フロアをあらわにします。
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サスペンションメンバーを外すとその全貌が見えてきますが、もうほとんどなくなっていますね。
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これではさすがに不安で乗ってられません。
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今回は4か所です。
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実はここが一番ひどかった所。腐りを取っていくとほとんど原形が無くなりました。
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さて、始めますか....
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外側の鉄板をめくって行くと中身があらわになります。
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まずは中側を修理して、
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外側を修理して行きます。
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しっかり溶接した後は溶接後を馴らして行きます。
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今までより強くなるように、要所要所に補強を入れておきます。
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ここが一番時間がかかったねー。複雑な曲線の構造なので、鉄板の加工が大変です。
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これで、板金は終了。
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チッピングコートを施せば、すっかり元通りに..
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フロアの塗装は特殊な色合いなので、再現は難しいです。艶消しの中間色でそれっぽく仕上げます。
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すべてを組みつければ完成です。溶接と、サンディングで、顔面がぼろぼろになりました。すべて上向きの作業なので、必要以上に疲れます。さあ、ビール飲もっと。
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