ガソリンタンク地獄
2019.11.22 Fri. 20:32 -edit-

この頃やたら続くガソリンタンクの修理...

最近は確証が出来ました。やはり5年程度でこんな風になるようです

切開する為には、一度内部を洗浄する必用が有ります。この作業をしないとタンクをカットする時に引火してしまいます。

タンクと同時にセンダーユニットも再生させなければなりません。

底板にこのように穴が開いています。

こうなってしまうと、もう張り替えなければなりません。

これはまた違う車のタンクですが、こういった仕事が続くと、神経が参ってきます...
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スタリオンのタンクの続き
2019.11.10 Sun. 08:49 -edit-

とりあえず一生懸命洗って見ました。

外板パネルは何とかなりそうですが、仕切り板は作り替えなければなりません。

薄くなってしまった所は補強も入れて、製作します。

外板パネルとの溶接をすると、薄い所はピンホールが開いてしまいます。箇所によって、溶接方法も変えて行きます。

内壁と仕切り板の製作加工が出来たら、ブラストを当て、完全に錆びを落とした後、コーティングします。

すっかりきれいになりました。

組み合わせて溶接をし、

塗装を施せば完成です。
スタリオンのガソリンタンク
2019.10.24 Thu. 18:55 -edit-

13年位動かしていないと言っておられましたが、燃料を入れてバッテリーを替えれば動くはずとお気楽なご様子。
車検証を見たら平成13年で切れています。屋根付き保管で外装、内装ともとても程度は良さそうですが、ブレーキは固着しているし、ガソリンキャップを開けたら、あの特有のにおいがします。無事な訳無いよなー...というわけで下ろしてチェックします。

ほら、もう嫌な感じしてますやん..

やっぱり駄目でした。

当たり前のように、この姿です..

ユニットは再使用でないでしょうねー

フィルター側も交換が必要です。

早速切開してみますね。

もう、中に入っているものは得体が知れません。

これでも下側はまだましです。

上側は崩壊しています。

これを見る限りではとても再生できそうに有りません。

凄い作品です

これでも穴は開いていないのですよ

普通は絶対交換ですよね。しかし、どこを探してもこのタンクは見つかりません。
再生させるしかないです。胃が痛くなってきました。

でもね、まずセンダーユニットと、フィルター部は頑張って洗って見ました。これだけで1日消費しております...
ガソリンタンクのレストア完成の図
2015.01.27 Tue. 20:09 -edit-

4日目突入。溶接した所をサンダーで平らにならした後に、銀蝋でピンホール対策をします。これをやらないと絶対漏れて来ます。確実に出来たと確信したら、ガソリンを入れてみて漏れがないか確認します。これで完成です。なかなか大変でしょ
ガソリンタンク修理続き
2015.01.26 Mon. 20:07 -edit-

今日は雨です。気が重たいなーー

しかし、よく錆びてまんなー

フィルターなんかもレンガみたいになっています。
さあ、洗いますか...

助っ人登場。ラッキーーー

熱湯を使って、手洗いです。非常に原始的な方法ですが、これにかなうものは有りません。

1時間位格闘してこのくらい... 仕切り版も邪魔なので外します。

仕切りの裏側もこの通り。

反対側も取るね...

これが落とせる錆びの限界です。これ以上ひどいものは交換しかありません。

半日消化...

やっと取りきったら、エアブローしてあらかたの水分を取り、後はストーブの上に乗っけて完全に乾かします。

反対側も...しかし10分もたたないうちにうっすらと錆びて来ます。まあ、これは拭いたら取れる程度ですがねー

きれいになった所で今度は溶接して組み立てて行きます。

まずは、仕切りを付けて行きます。

反対側も...
ここからが腕の見せ所です。仮付けを繰り返し、付き合わせで溶接します。

これで、一応元通りに組み立てられました。これからが大変です。ポンホール1つでもあればガソリンが漏れて来ますので、仕上げをしなければなりません。今日はここまで...