FC2ブログ
07« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

京都のレストア旧車、中古車パーツ販売のチューニングカーショップ『斎藤商会』

   

京都市内にて旧車を中心にレストアやチューニングをメインにしているファクトリーです。
国産、外車を問わず幅広い車種のメンテナンスや修理が出来ます。絶販パーツの製作や再生、改造(改良)などが得意中の得意!

タルボ サンビーム ロータス続き エアコン編 

タルボ サンビーム ロータスの続き。どうしてもエアコンを付けてほしいと言われ、チャレンジする事になりました。
DSCN4922_20190131205254932.jpg
そもそも、エアコンを付けられるようになっていないので、コンプレッサーのマウントをするにしても、エンジンに取り付けボルト穴を開ける事から始まりそうです。ユニットの取り付けスペースの確保や、コンプレッサー駆動用のツインプーリーの制作など、課題はやまずみです。
DSCN5174.jpg
まず、これを作ることから始まります。コンプレッサーを駆動させるためにはベルトをかけられるプーリーが必要です。一から製作する必要が有るのですが、図面を引くにあたって、ベルトの規格、溝の深さ、ベルトピッチ、オフセット量など、力のかかるパーツなので、精密な計算が必要になります。コンピューター制御のNC機で無いと製作は出来ませんので、プログラムから、削り出し、硬質アルマイト仕上げまで2か月を費やしました。これでやっと進めます。
1_201901312106087c0.jpg
続いてマウントステーなどの製作です。コンプレッサーを理想の位置に持ってくるためには、3次元の寸法出しが必要となりますが、計測には仮のステーが必要になります。一旦コンプレッサーを仮のステーで固定してから調整代を使って位置決めし、取り付け位置からの採寸をします。ブレーキキャリパーを大容量に変更する時などにも使う手法です。
3_2019013121061057c.jpg
コンプレッサーの位置が決まっても、ベルトを調整するための機構を付けなければなりません。1mm単位のクリアランスが求められます。
2_20190131210610e8a.jpg
ラジエーターとのクリアランスが無いので、コアサポートからのオフセット加工を施します。
4_201901312106123a0.jpg
これで何とかコンプレッサーの取り付けが出来ました。ラジエーターとのクリアランスは7mm程です。フルブレーキをかけたときにエンジンが動いて干渉しなければいいのだけれど....
5_201901312106134fc.jpg
次はグリルの中にコンデンサーと電動ファンを納める作業です。カットできる所はぎりぎりまで広げてみましたが、クリアランスは1mm程しかありません。ファンの容量もかなり役不足ですが、これ以上はどうする事も出来ません。
ここは課題になるでしょうねー..
7_201901312106166d4.jpg
後は配管と配線などです。
8_201901312106188d1.jpg
室内機は比較的簡単に納める事が出来ましたが、これでも相当なレイアウト変更をしています。
今回は最大級の難易度ですね。何とか格好にはなりましたが、はたして機能的にはどうかと不安が残る仕事でした...
スポンサーサイト



エアコン関係  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

サニトラにクーラー付け 

DSCN1233_20160809215209d41.jpg
サニトラにエアコンを付けてくれという依頼は結構あるのですが、取りつける場所が狭くて、いいコンデンサーが無かったので純正タイプ以外は断っていました。この程うまく装着出来るコンデンサーを見つけたので、付けてみました。
DSCN1235.jpg
純正のコンデンサーはラジエーターの前と、横のスペースに2つに分かれて付くのですが、今回は、ラジエータの横のスペースを目いっぱいまで拡大して、コンデンサーを付ける事にしました。コアサポートをばっさり切り落としてスペースを確保します。
DSCN1232_2016080921520840b.jpg
コンプレッサーの入るスペースにロアホースのパイプがいるので、角度を修正しなければなりません。ガスで炙って曲げて行くのですが、かなりのテクがいります。
DSCN1234_20160809215210fd9.jpg
サニトラ用のツインプーリーは製廃なので、違う車種の物を流用して使います。ブラケットを作って無事コンプレッサーが取り付け出来ました。
DSCN1236.jpg
後は配管とレシーバーを付けて、エンジンルームの方はおおよそ出来ました。
DSCN1237.jpg
室内機を取り付け、配線をしたらガスを入れて完成です。実績が出来たので、これからはサニトラにクーラーもOKです。
エアコン関係  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

レシーバーの中身 

DSCN5800.jpg
エアコンのシステムに有る、レシーバーとは、システム内の湿気を取るためのいわばフィルターです。中には活性炭が入っていて、水分を取り除いてくれます。しかし、フィルターで有る以上、いつまでも使うことは出来ません。定期的に交換が必要なパーツです。これも古い車に付いている物は生産廃止となっていて、入手することが困難なパーツの一つです。そこで、何とか再生させる手立ては無いものかと、分解してみました。
DSCN5801.jpg
中身の活性炭だけを入れ替える事が出来れば再生出来るのではと考えたわけです。
取り合えず切ってみます。
DSCN5802.jpg
活性炭を納める網みたいなのが有りますが、完全に詰まっています。これでは機能しませんねーー
DSCN5803.jpg
中は3つの部屋に分かれていて、それぞれの部屋毎に活性炭が詰められています。すべて湿気を吸って、限界を超えて居る上、網の目が詰まっています。綺麗にクリーニングした後、活性炭と網を変えれば再生は可能そうです。でも製品を買う3倍位のコストはかかりそうですね。
エアコン関係  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

セリカにクーラーを付けましょうね 

DSCN5669.jpg
旧車と言えども、夏は涼しく乗りたいモノです。この頃は安価なキットが入手できるようになったので、だんだん身近になりつつ有ります。さあ、夢のエアコン、取り付けましょうー
DSCN5671.jpg
これが今回取り付けるキット。15万円です。
DSCN5670.jpg
まずはこのスペースにコンプレッサーを取り付けることを考えます。キットと言えども、汎用品なので、取り付けは一台一台工夫しながらマウント方法やレイアウトを決めていきます。この車はクーラーベルトを掛けるWプーリーが付いていましたので、ここは省けます。プーリーを作るとなると、5万円位はかかります。
DSCN5672.jpg
コンプレッサーのマウントブラケットを作ります。
DSCN5677.jpg
コンプレッサーは無事マウント出来ました。もう、半分終わったようなものです。
DSCN5684.jpg
次はコンデンサーと電動ファンと付けます。見える所なので、マウント方法もカッコよく作ります。ステーは、アルミとスチールを使い分けますが、あくまでも見栄えにこだわります。
DSCN5686.jpg
レシーバーはエキゾーストから離れた所に工夫して取り付けます。
DSCN5687.jpg
室内機はこんな具合に...ここにはオーディオがいたので、グローブボックスにお引越ししました。
DSCN5685.jpg
最後にガスチャージして、作動を確かめ、ガス漏れのチェックをしたら完成です。アイドルアップの機能は付いていませんので、エンジンの調整をした後、アイドリングを少し高めに設定して、対応します。勿論アイドルアップ機能を付ける事も可能ですが、コスト削減を考えると、簡単には踏み切れません。
 さあ、これで夏も快適だよー
エアコン関係  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top