スバル360内張り再生
2020.03.27 Fri. 12:10 -edit-

スバル360の内張りを再生させるお仕事。

このころの内張りは紙の土台に生地を張って有る物が殆どで、窓から入った水でふやけて紙の土台が崩壊している物が多いです。

この固体は、土台だけが崩れていて、生地の方は特に破れなどは無かったので、土台の部分とクッションだけを作り直して再生させます。

こんなになってしまっていても、型さえ取れれば、作り直すことが出来ます。

かなり湾曲しているので、一度水をかけてふやかし、重りを載せて成型してみます。

出来上がってしまえば、この通り。
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便利な世の中です。
2019.07.13 Sat. 16:32 -edit-

トヨタ4Aエンジンのウィークポイントであるディストリビューターからのオイル漏れ。新品が買えた頃の最終価格が5万円強だったような...
周りからのオイル漏れはOリングの交換で直りますが、シャフトからのオイル漏れはアッセンブリーで交換しか直りません。パーツは勿論生産廃止品です。少し前なら頭の痛い所です。交換するにしても非常に高価でしたからねー
このまま放置すると、染み出たオイルがデスビの中で拡散して、点火のシステムを壊してしまいます。そうなればエンジン停止、レッカーのお世話になります。

ところが、世は流れ、こうした製廃部品もリビルト品が手に入るようになりました。価格も当時の半額ぐらいです。これは大変ありがたい事ですねー。旧車にも優しいこうした事例もどんどん増えておりますww
あータンク修理
2019.06.20 Thu. 20:37 -edit-

ガソリンタンクの修理依頼です。
このところあまりやってなかったのですが、この手の依頼はまだまだ続きます。早速分解してみましょうww

まあ、なかなかの作品ですね。

ぱっと見はいけそうな感じなのですが、よくよく見ると...

なんか入ってますね

石やらボルトやらが出てきます。なんなんでしょうね。穴が開くほどでは有りませんが、洗浄して錆び取りをするのはかなり大変そうです。ここからは時間仕事です。心を無にしてひたすら磨きます。

今回も隙間からかけらが出てきそうだったので、コーティングしました。錆びを完全に落としてからでないとコーティングはしてはいけません。このコーティングが剥がれてきたら地獄です。

フラットな部分は良いですね。これより溶接で蓋をして、ピンホールを埋める作業が待っています。
今回のタンク修理はコーティングしてみた
2018.12.01 Sat. 19:24 -edit-

相当古いコロナか何かのタンクの流離依頼。

簡単な構造のタンクですが、材質が変わっています..

カットしてみるとこんな感じ..相当錆びがまわっていますね

腐りは有りませんが、表面的に錆びております..

穴があくほどではありませんが..

全面がこんな感じ..

今回は錆びを落としてから、コーティングしてみました。こういう単純な構造のタンクには有効ですねー
とある外車の内張りトリム製作
2018.07.05 Thu. 18:52 -edit-

とある外車のドアトリムの修理。トリムそのモノはまだ何とか使えるレベルなのですが、プラスチックパーツがすべてバキバキに割れてしまっていて再使用出来ません。土台のみ残して製作します。

大分あっさりさせましたが、綺麗になりました。こういうのを作るのも結構大変なんですよ...