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京都のレストア旧車、中古車パーツ販売のチューニングカーショップ『斎藤商会』

   

京都市内にて旧車を中心にレストアやチューニングをメインにしているファクトリーです。
国産、外車を問わず幅広い車種のメンテナンスや修理が出来ます。絶販パーツの製作や再生、改造(改良)などが得意中の得意!

久しぶりのA型 

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久しぶりにA型のヘッドを降ろしました。相変わらず簡単なエンジンです。さて、このエンジン1番と4番の燃焼状態が悪いのがわかりますか?
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隣のバルブの色と比較するとちゃんと燃えていないのがよくわかりますね。さて、原因は何でしょう..
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1番はプッシュロッドが曲がってバルブ衝突。4番はバルブガイド折れによるオイル下がり。これには深い訳が有るのですが、内緒です。とても怖い話です...
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日常のお仕事  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

タテグロ 足回り 

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タテグロも部品事情は厳しい車です。ボールジョイント関係はすべて製廃となっていますし、ブッシュ関係でも出てくる物はほとんど有りません。再生は製作か中古部品を探すのが普通です。いずれの場合も先が分からない仕事です。いくらかかるのと聞かれても簡単に答える事が出来ません。
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ベアリング関係は痛んでいなくても、分解して洗浄、クリアランスを確認して再使用出来るのなら丁寧に組み立てなおします。ブーツなどは絶対新品に換えておきます。
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製作部品はコストのかからない方向から考えて行きます。流用出来るものはどんどん使います。
まあいいかは禁物です。
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幸いショックアブソーバーなどはアメ車用などが流用出来ます。すべてデーターから探していくのでとんでもなく時間がかかります。
データーは簡単に教えたくなくなります。
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フロントの足回りを再生させるだけで2週間近くかかりました。
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可動部分はすべて手を入れましたので、しばらくは安心して乗れるはずです。
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しかし、こういった事情を悲観的に見る必要は有りません。これでも数年前に比べればつまずくことは減って来ています。ただ、20年前に比べれば掛かるお金は飛躍的に増えてしまいましたが...

ハコスカ パネル修理 

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ハコスカのドアパネルの板金を依頼されました。普通なら、表から引っ張ってあっという間に板金終了となる所ですが、この辺の車は過去の修理跡が悪さをしていて、せっかく直してもすぐに塗装が浮いてくるという事になりかねません。ホントはしてはいけないのですが塗装を剥離して中の様子を見る事にします。
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ドアパネルの裾の部分はいい加減な板金がしてあるのは裏から見て分かっていましたが、塗装を剥がしてみるとこの通り。
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薄いステン板をスポットで止めてその上からパテでおおって有ります。このやり方がだめだとは言いませんが、何年ももつ物では有りません。
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本当は交換です。もしくは下半分ぐらい張り替えるのが理想です。後は予算次第です。
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この溜まっているのが腐りを呼ぶものです。隙間にぎっしり詰まっていて、水分が抜ける事が有りません。このままでは塗装しても2週間ぐらいで、あのぶつぶつが出て来ます。
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この車はドアよりもロッカーパネルの痛みの方が激しいです。ドアだけを直してもだめなので、リヤフェンダーやロッカーパネルも一緒に直します。
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ドアパネルを直してから、ロッカーパネルとのチリを合わすために大掛かりな手術をします。
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ロッカーパネルも本来なら交換かすべて張り替えるべきです。ロッカーパネルは中に後2枚の鉄板が有って、合計3枚のパネルで構成されているのですが、3枚とも朽ち果てています。予算の都合上一番後ろのパネルだけはそのまま残してセンターと外側だけ部分的に修理して行きます。
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理想は完全にやり直す事ですが、諸事情でそういう訳にも行きません。
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酷く腐っている所を重点的に切り継ぎして、それほどひどくない所は裏から防腐処理をして延命します。
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ボディの板金作業は思いもほかお金がかかります。こういった作業をボディ全体に行うレストアなどは想像を超える時間とお金がかかります。しかし手を抜いた分だけ仕上がりや耐久性に問題を生じます。これらをどのように行うかを決めていくのにアドバイスをするのは僕たちの仕事ですが、最終的にやり方を決断するのはあくまでもユーザーです。しっかりと説明を聞いてもらって、細かく打ち合わせを行ったうえで作業は進んで行きます。出来るだけ状態の良い車を残して行きたい気持ちは誰にでも有ると思うのですが、現実はなかなか厳しいものです。
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