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京都のレストア旧車、中古車パーツ販売のチューニングカーショップ『斎藤商会』

   

京都市内にて旧車を中心にレストアやチューニングをメインにしているファクトリーです。
国産、外車を問わず幅広い車種のメンテナンスや修理が出来ます。絶販パーツの製作や再生、改造(改良)などが得意中の得意!

再メッキ 

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再メッキは、とても高いです。特にこの様なアンチモンで出来たパーツの再生と再メッキはびっくりするほど高いです。しかし、レストアのかなめになる部分ですし、塗装でごまかすわけにはいかないので、専門の業者に頼んで仕上げてもらいます。再メッキは普通のメッキ屋さんでもやってくれますが、部品の再生を専門とする業者さんと比べると相当クオリティが落ちます。せっかく外装の塗装や内装を仕上げても、メッキパーツの輝きが本来の物を取り戻さないと、納得できません。分かっているメッキ屋さんの仕事は高いだけの事は有ります。バンパーなどは新品以上の輝きで帰って来ます。やはり、いい仕事にはお金がかかります...
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メタルワーク 

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そろそろスパートしないと、どんどん仕事が遅れて行きます。レンジローバーのメタルワークも終盤です。
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アンダーフロアの腐りも新しいパネルに張替え、段々様になって来ました。
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左はこれであらかた終わり。
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右側もさっさと進めます。
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右は左に比べるとダメージが大きいです。アンダーフロアは殆ど張替になります。
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数日かかって何とか成りました。
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最後にロッカーパネルを作り直して、メタルワークはこれでほぼ終了です。
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硝酸の威力 

新しいアイテムを手に入れました。
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これは、キャブレターのパイロットスクリューなのですが、経年変化により表面が腐食して黒く変色しています。
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ビフォアー             さて、   これを  とある薬に漬けますと....
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その間、約5秒...
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なんだーこれはー。不思議不思議...
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アフター              これは硝酸と言う劇薬による化学反応を利用した、クリーニングです。
真鍮の洗浄でこれにかなうものは有りません。但し、劇物なので取り扱いは相当慎重になります。万が一皮膚にでも付こうものなら、大変な事になります。
 しかし、このパワーを知ってしまったら、もうやめられません。良い子は決して真似をしないようにして下さい。
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ロータックス582UL エンジンOH 

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趣味でウルトラライトプレーンと言う小さな飛行機に乗っています。飛行機と言っても、むき出しのコックピットに羽根とエンジンが付いただけの何とも頼りない乗り物なのですが、ちゃんと空を飛べるし、飛行機の動きもします。クラブで何機か有るうちの一機の調子が悪くなって来たので、エンジンのOHをする事にしました。オーストリアのロータックスと言うメーカーのエンジンです。580cc2気筒の2サイクルエンジンです。
 まずは機体から降ろし、工場に持ち込みます。
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エンジン自体はシンプルな2サイクルユニットですし、分解も簡単です。
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腰上はあっという間にバラバラになります。
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ピストンの側壁は傷だらけですが、2サイクルエンジンでは珍しい事では有りません。
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こちら側のピストンリングは焼きついて動かなくなっていました。この辺に不調の原因が有るのでしょう
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腰下の分解には特殊工具が必要です。汎用のプーラーなどを駆使してみましたが、どうも上手く行きません。仕方がないので専用の工具を買いました。びっくりのお値段です。とほほ...
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クランクケースは2分割です。前後のパーツを取り外すのと、クランクで駆動しているウォーターポンプ、ロータリーディスクを取り外すのが至難の業です。
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大格闘の末..
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ご開帳です。
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ケースとクランクシャフトの点検に入ります。
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クランクシャフトのメーンベアリングが割れています。
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こいつは、組み立て式のクランクシャフトなのですが、両サイドのベアリングしか部品の設定が有りません。クランクシャフトアッセンブリーの交換が必要ですが、20万円します。こういうエンジンに中古のパーツなどは出てこないので、泣きながら新品を注文します。部品代と特殊工具代だけで40万円となりました。新品のエンジンが65万円位なので、微妙ですよねー
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気を取り直して...とりあえずケースの洗浄などから始めましょうか..ウエットブラストが大活躍です。
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ケースの側壁にベアリングがこすった跡が有ります。相当無理をしていたんでしょうねー
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洗浄したケースに新しいクランクシャフトを組み込んで行きます。クランクは心出しやバランスを行って完璧な状態にしなければいけません。この乗り物にはトラブルが有ってはいけません。地上を走る物とは違うのですから..
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簡単な作りですが、組み立てに関するノウハウはかなりあります。想像を働かせながら組む、いつもの作業とは一味違います。
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腰下が出来上がるとかなり気が楽です。
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後はピストンを組んで..しかし、通常ならなんて事のない作業もこのエンジンは違います。コンロッドの小端部に入るニードルローラーベアリングとサイドプレートが特殊工具が無いと組み立てられません。こういうのが厄介です。
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この後シリンダーを被せる作業に移ります。
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段々形になって来ましたよー
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補機類を取り付け、配線を行うともうすぐフィニッシュです。
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完成しました。馴らしも地上ではしにくいし、セッティングも止まって、ごにょごにょと言う訳には行きません。マニュアル通り完璧に各部のクリアランスなどを合わせて行かないと痛い目に逢います。いつもとは違う緊張感が有りました。
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